中国関連の現行バインダーが生産終了へ

郵趣サービス社の中国切手頒布会より、8カ月ぶりに切手入荷遅延のお知らせが届きました。

うーん、これで新切手入荷のタイムラグがさらに広がりそうです。まぁ急がないからいいんですけどね…お知らせによればアメリカ合衆国も入荷が遅延しているそうです。米中両国で経済的なデカップリングが進んでいると報じられていますが、郵趣的には歩調を合わせているんですね。

さて、今回は郵趣サービス社製の中国(切手、ミニシート、ステーショナリー)、中国香港、中国マカオの2022年分図入りリーフ販売の案内も入っていました。熱心な方はこういうのを買って整理されているのでしょう、私はストックブックに突っ込んで終わりです。

このお知らせには気になる記述がありまして、中国関連のバインダーが製作業者の廃業につき在庫が尽きた時点で販売終了となり、今後は別の業者による専用バインダー製作を検討しているとのことです。しかし、その場合でも元と全く同じ仕様にはならないだろう、とも。

郵趣サービス社製の各国専用バインダーは中国分を除いて数年前に生産を終了し、以降は各国共通のバインダーに国名シールを貼る方式に移行しました。が、中国関連の赤いバインダーだけは生産が続いており、それだけでなく外国切手カタログももはや新中国しか残ってないですし、ヒンジレスのマウント付き外国切手リーフも今年(2023年)分を最後に新中国を残して全て製作終了となります。さすが中国、需要があるんだなあと思っていたのですが…詳細な事情は存じ上げませんが、生産終了を回避するまでには至らなかったようです。