チャールズ3世の普通切手第2弾

先日、X(旧ツイッター)でイギリスのチャールズ3世が崩御されたという出所不明な情報が出回り、一部の日本語界隈でも話題となっていました。しかしイギリスのBBCもどこもそんな報道はしていないので何なのだろうと思っていたら案の定デマ情報でした。そして、それが金儲けになる人もいる。なんとも世知辛い世の中ですね。チャールズ3世が75歳ということと、癌を公表していたことなどからある種の信憑性が生まれてしまうネタだったのかもしれません。

“チャールズ国王死亡” 偽情報が拡散 英大使館が否定の声明
(日本放送協会、2024/3/19)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240319/k10014395751000.html

さて今回はそのチャールズ3世の切手の話です。

これは昨年(2023年)8月29日にイギリスより発行された新普通切手です。同年4月4日に続くチャールズ3世の普通切手ですね。この肖像のもととなった彫刻がマーティン・ジェニングスによるものなので、ジェニングス(普通)切手などとも呼ばれているようです。今回は1ペニー、2、5、10、20、50ペンス、そして1、2、5ポンドの切手と、切手帳が発行されています。

ここからはどうでもいい入手に際しての話。実はこの切手は昨年の11月11日にWOPA経由でイギリス郵政に注文しました。なぜ直接注文しなかったのかというと、WOPAで『独身の日』の11%割引クーポンを配っていたからです。ところが待てど暮らせど切手が送られてきません。同時に注文した英王室属領マン島の切手は約半月後の11月24日に到着しているにも関わらず、です。

さすがに2カ月が経過した今年1月下旬にWOPAに問い合わせてみましたがそれでも届かず、これは郵便事故にも遭ったかと半ば諦めていたのです。当時、イギリスの郵便局で使われていた会計システムに不具合があった話題で持ちきりで、そのシステムを開発した親会社が日本の富士通だったので、まさか日本向けの注文をわざと遅らせているのかと勘ぐったくらいです。

ところがさらに2カ月が経過した3月26日になって届いたのです。封筒を見ると日付は11月10日となっていますが(時差の関係なのか否か…)結局、いつ差し出されたのかは追跡もできないのでわかりません。一応注文したものは全部届いてはいるのですが。