6日に在日米陸軍キャンプ座間の一部が開放され、『日米親善桜まつり Cherry Blossom Festival』が開催されたので行ってきました。主な目的は一般開放区域内にある郵便施設の確認です。
昨年7月の初訪問からこれで3回目、そんなに何度も行っても代わり映えしないだろうという声が聞こえてきそうですが、しかし2回目となる昨年8月の訪問では郵便ポストに在日米軍の軍属以外の使用を禁じる案内が貼られているという変化がありました。そして今回はというと、
なんと郵便局が改装工事中でした。うーん、これは予想外。ここの郵便局は2つの建物が合体している造りになっていますが、今回はその片方だけが工事中でした。こういうことがあるので、やはり定期的な観察は必要です。ちなみに工事終了時期の掲示を見つけることはできませんでした。
郵便局の手前にある郵便ポストは相変わらずスター・ウォーズのR2-D2仕様で、軍属以外の使用は禁じられているままでした。
さて郵便局とポストの確認を終えた後、基地内のグッズ販売を見ていたところ、チャレンジコインを見つけました。チャレンジコインとは米軍ではじめて作られたと言われる金属製のメダルで、元々は軍において部隊長が隊員の特別な功績をたたえたり、組織への訪問を記念する時に手渡されるものなのですが、最近では軍以外の一般人にも人気があり、コレクションする人もいます。私はと言えば存在自体は知っていましたが手を出したら絶対ハマってしまうのがわかっているのであえて入手しないようにしていましたが、しかし今回はついつい買ってしまいました。まあ、これはチャレンジコインというよりお土産用のスーベニアコインだと思いますが。
こういうやつなんですが、これに似た絵柄、どこかで見たことがないですかね。そう、例の不発行切手です。琉球郵便より1967年3月16日に日米琉合同記念植樹祭の記念切手が発行される予定でしたが、統治者であるアメリカの星条旗が日本の日章旗より下に配置されていたことが原因で発行を止められたというアレです。
翻ってこのコインは、星条旗が日章旗よりも上に配置されています。そりゃ件の沖縄切手は発行停止になるわな。しかしこのコインのうまいところは、これを平面の絵としてみれば確かに星条旗が日章旗よりも上に配置されているのですが、立体的に見ると星条旗の上に日章旗が乗っかっているという点ですね。まあ、一応は日米友好を意図しているコインのはずですので。