特殊切手『2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)』

大阪・関西万博の開幕まであと2日となったきょう11日、日本郵便は万博の記念切手を発行しました。50万シートも発行されていることだし、大きめの郵便局だから売り切れはないだろう…と高をくくってお昼すぎに職場近くの郵便局に買いに行ったのですが、

いきなり目に飛び込んできたのがこの案内。一瞬だけ息が止まりましたが、8日に引き換えを開始した記念硬貨の話でした。確かにあれは全国的に瞬殺だったようです。

というわけで、本日発行された特殊切手『2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)』は無事に入手できました。日本が発行した大阪・関西万博の切手としては昨年(2024年)に続く2回目です。個人的には国内封書の110円だけでなく国内はがきの85円や、国際郵便封書の100円切手シートも発行し、国内外から来場する観光客に対して万博会場から大量に郵便を送ってもらうという作戦もアリだったと思いますが、まあ致し方ありません。切手が切れないように普通切手を大量に用意していただきましょう。

その後、京橋郵便局に移動して東京中央郵便局銘の特印を押してもらいました。めっきり初日印を押してもらいに行くことが減りましたが、そういえば前回、京橋郵便局に来て特印を押してもらったのは同じ大阪・関西万博の寄附金付切手でした。

1970年の大阪万博(EXPO’70)切手と比較して今回の切手がいいなあと思うのは、会場全体の俯瞰図があるという点です(公式サイトにある画像と同じですが)。万博が終わっても切手は将来に残ります。今回のこの切手を見るだけで、万博の様子が一目瞭然なのです。以前に、シャールジャ発行の大阪万博切手には会場の俯瞰図が載っているからいい切手だとご紹介したことがありますが、あれと同じです。もっともあちらは余白にデカデカと俯瞰図が載っているのでよりいいのです。今回は切手の中に描かれているのでサイズが小さいですが、しかし大阪・関西万博の記憶を未来にまで伝えてくれることでしょう。