ブータン切手耳紙にイタリアの文字

これは1996年にブータンが発行した、22金を使用したペニー・ブラックの切手なのですが、耳紙の部分にイタリアという謎の言葉が書いてあるのです。ブータン発行だし、ペニー・ブラックはイギリス発行だし。いったいどこからイタリアが出てきたのだろう?

調べてみたらどうやらこの切手、イタリアのデアゴスティーニ社が働きかけて作った切手のようです。耳紙の部分には『イタリア、ノヴァーラにあるデアゴスティーニ地図研究所』と書いてあって、この『イタリア』の部分が見えていたというわけですね。去年までアシェットが『世界の切手コレクション』を毎週刊行していて、あれの第1号にはクック諸島発行のペニー・ブラックの切手がついてきましたが、デアゴスティーニの場合は切手そのものを作ってしまうという感じでしょうか。まあ、民間企業が働きかけて切手を作るのは以前からありますしね。