台湾・台北にて開催中の国際切手展『TAIPEI 2023』(第39回アジア展)は3日目。切手展は15日まで開催されますが、私は仕事の都合で13日午前に会場を離れ、午後の便で帰国することとなっています。大変楽しいイベントを途中で離れなければならないのは大変残念ですが、しかし久々の海外渡航なので、このくらいにとどめておいたほうがいいのかもしれません。今日もお子様が複数の集団で観覧に来ていました。
さて、この切手展では世界に1枚しかない世界一高価な切手ということでも知られる『英領ギアナ1セント・マゼンタ』が展示されるというので初日に見てきました。そうです、80,000分割されたオーナーシップのうちのごく一部を私も所有している例のアレです。
英領ギアナ1セント・マゼンタが展示されるのは直前まで告知がなかったように思いますが、しかし公式サイトで先月末より公開されていた会場マップにはバッチリ書いてあったので、展示されるのだろうと思い楽しみにしていました。当然のことながら警備は厳重です。特別な展示エリアが作られ、その薄暗い部屋の中に一度に数人だけが入って、切手を見ることができます。傍らでは案内員が解説してくれていますが、当然のことながら中国語を解さない私には何を言っているのか全くわかりません。
基本的に写真撮影OKの会場内でもここは撮影が厳禁でしたが、展示エリアを外から撮影するのは問題ありません。これがその外観で、
この透明な枠の中に入っていました。
実物は思ったより小さかったですね。言われているように切手の偽装防止のため現地の郵便局員E・D・ワイトが表に書き込んだサインは写真で見るよりも消えかかっているようにも思えました。もちろん表面だけでなく裏面もバッチリ見てきました。ショウピース・テクノロジーズ社(Showpiece Technologies Ltd)の案内もあったので、分割所有権販売の宣伝も兼ねていたのでしょう。
いやー、これを見られただけでも台北まで来たかいがありました。13日午後に台北松山空港を発ち、夜には羽田空港に到着。楽しい4日間となりました。